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2014 / 01 の記事

初級 授業実践 学生の前で

今日は、学生の前で課題の二つの初級文型の導入をしていただきました。

導入、板書、ひきつけ方、展開など今までばらばらに訂正を受けたものを実演します。学生役の人(本校の留学生)はとても協力的ないい学生が来てくれたので、すらすらと進みましたが、評価票と口頭でのアドバイスは的を射た、厳しい指摘でした。

 すでに現場で教えていらっしゃる先生の実習だったので、上手で危なげないものでしたが、学生からは「もっと、こうしてほしい」が具体的に聞けたので私も大変勉強になりました。また、今日初めて知ったことですが、男の学生は赤文字が見にくい事が結構あるらしいのです。驚きました。

上級 作文添削

今日は、実際に学生が書いた作文の訂正をしていただきました。

二つ課題の違う作文を添削していただきました。どちらも上級の学生のものですが、典型的な間違いが入っているものです。

 学習者の方々は、添削をしたことがないということでしたが、以前に論説文の構造などをこちらで学習済みだったので、構造的な添削のポイントはしっかりつかんでおられました。

 質問されたこととして、皆さんおっしゃるのが、削ったり足したりしてどの程度完璧な日本語文に近づけていくか、でした。苦労して書いているものをどう直せば「やる気」を削がず、次はそのポイントが上達するかということです。私は、学生のモチベーションを考えられるのは良い教師の条件だと思います。皆さんがここで学習するたびに着目点が変わっていくように感じています。

そこで、例えば、漢字圏以外の学生が一所懸命書いた漢字が間違っている、ストラテジーを駆使して専門的な言葉の代わりの説明を書いているが、実はまさにふさわしい表現があるという場合の訂正方法なども詳しくご説明しました。

上級新期開講

上級講座新期第1回始まりました。
第1回は「日本留学試験」読解・聴(読)解の解説方法です。
日本語教師養成講座でもあまり触れないため、何をどのように進めればいいのか…、という感じだったようです。
そのため演習も途中で止めて、考えてもらったり教えたりしながら進めました。
演習は少なくなりましたが、読解・聴解それぞれ解説をするうえで、どこを見てどのように教えたら分かりやすいか、また教えるポイントが伝えられたのではないかと思います。

初級はいよいよ次回、留学生を前に『みんなの日本語』演習です!

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