宿題
私が教えているクラスでは、「宿題」はないんです。でも、どの学生も家で二時間ぐらい勉強するんです。予習も当然します。だから、授業の展開がとても早く、一人一人の発言回数がとても多いです。最初は、なかなかできませんでした。「学校へ行って、先生に一から教えてもらおう」そう思っていたようです。だから、今日習う課は、今日来て初めてそのページを開けていました。確かに、先生の授業をしっかり聞いていたら分かったような気がします。そして、次へ次へと進んでいきます。
しかし、実は習う前に自分でやってみて間違えてみることが大切なんです。教科書を自分で読んで、例文を見て練習をしてみます。それから授業を受けると、自分が間違えて書いたことが分かります。間違えて、間違えて、覚えていくのです。ですから、授業では、本を読めばすぐ分かる事よりも、学校の授業でしかできないこと、例えば会話の練習とか、暗唱、聞き取りの練習、などをとても多く行います。