日本語教師ブログ » 授業：インフォメーションギャップ

授業：インフォメーションギャップ

今日はインフォメーションギャップを使った授業を行いました。

授業の方法はこうです。

まず、ペアに違う内容のニュースを配ります。
そして、語彙や漢字の読み方などを各自が調べます。
最後に、ペアの学生に自分のニュースの内容を説明します。
　　　　

--

自分一人でする読解の練習は、自分がわからない言葉だけを調べたり、なんとなく分かる言葉はそのままにしがちです。

しかし、この方法だと、相手に日本語で説明しなければなりません。
明示的に理解していなければ説明はできませんから、「なんとなく」で終わることはなくなります。
また、相手に分かるように説明しなければならないので、語彙を言い換えたり、例を述べたりもします。
そうすることで、話す練習にもなります。

なにより、友達と一緒に勉強している雰囲気になるので、楽しいようです。
今回行ったクラスでも、非常によく取り組んでいました。』

コメント

コメントはありません。