中級クラスの漢字授業
今日は中級クラスでの漢字授業の様子をご紹介します。 非漢字圏の学生にとって、漢字は読むことも書くことも大変です。でも、何とか楽しく漢字の読み書きを覚えてほしい、ということで、中級クラスでは日本の歌から漢字を覚えようという取り組みをしています。
1曲に4日かけ、初日は歌詞の漢字に読み仮名をつけて、歌います。2日目と3日目は、読み方を覚えて、読み仮名のない歌詞シートを見て歌います。そして、漢字の書き順や意味などを学びます。4日目は、歌詞の読み書きテストをします。 今までの漢字テストでは、テスト後はすぐに漢字を忘れていました。でも、この漢字授業をするようになって、学生達の読み書き能力は向上し、漢字がしっかり覚えられるようになりました。 何より楽しそうに歌う様子を見ると、こちらもうれしくなります。授業に歌を取り入れると、漢字も覚えられるし、楽しいし、クラス全員が知っている歌ができるというのがいいところです。コロナが終息したら、皆でカラオケに行って歌いましょうね!