夏休みの宿題
今年4月に本校に入学した学生の中には、日本語学習歴の長い人たちも多く混ざっています。彼らは、中上級文型まで知っていて驚くような高度な論述もできますが、非常に謙虚で比較的簡単な課題にも力一杯取り組みます。もちろん授業中の居眠りなどありません。彼らの力を一層伸ばすため、本校も新しい取り組みをどんどん始めています。夏休みは、「自国の文化などを紹介し、外国と比較し、自分の考えを述べる」1000~3000字というレポートを宿題にしました。
食べ物、結婚観、教育、農業など色々なレポートが出ました。中国からの学生が多いので、やはり「食」に関するものが多かったです。
日韓の酒について書いた学生は自分の体も顧みず、果敢に連日日本と韓国の焼酎とビールを飲み比べていたようです。また、教育について書いた学生は、日本の小学生の冬の薄着の習慣を取り上げ、自国の親の甘いことに国の先行きを心配していました。
このレポートを元に来週からは発表・質疑応答の演習が始まります。