日本語学校 学校法人 岡学園 大阪文化国際学校

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2013 / 03 の記事

留学生を前にして…

講座3日目(初級第5回) 前回、講師の前でやってもらった『みんなの日本語』の導入~練習の部分を、 フィードバックを活かして、実際の留学生に授業。

受講生が1名、ということで始めの導入部から実際の授業の流れ通りにしてもらうことができました。 (ただ、他の人の授業を見てフィードバックを一緒に受けるのもとても役に立つのに1人だとそれができない、というデメリットも) 前に見て気になった点はだいぶ改善が見られましたが、学生を前、実際のように授業するとまた違った問題点が色々と見えてきました。 その点を、今回の講座中に録画していたビデオを見ながら、また、学生に話を聞いたり、書いてもらったアンケートを見ながら フィードバックしていきました。

自分の教えている姿を見るのもそうですが、実際に留学生から良かった点や改善点を聞いて、自分で教えていた時には気付かなかった ことが色々と見えてきていたようです。

卒業式

第28期大阪文化国際学校卒業式を行いました。
ここは、みんなの日本の“母校”です。いつでも遊びに来てくださいね。

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日本語教師実践講座 初級条件形の導入

 今日は、次回の「学習者を前にした実戦」に備えて、教案の内容確認、板書計画、教えるポイントです。
 初級の授業のポイントとして、文型積み上げ方式の場合は必ず既習の似た文型を初めに導入することは大切です。また、既習のものと何がちがうか、どんな場面・気持ちで使うかなどがとても大切です。みんなの日本語を教える先生は、どうしてもその課の新しい動詞活用に目が行きがちです。もちろんそこも非常に重要ですが、どちらかと言えば教科書や参考書でも学べる部分です。教室で先生が教えたいのは、構文の変えてはいけない部分と代入できるものの関係、使う場面イメージや文末の規則と例外、用言の主語など学習者が本で学びにくいことだと思います。また、練習Aに並んでいないもので重要な文型が前ページの例文にありますし、会話のページには助詞の決まった運用や副詞も出ています。
 まず、手引書よりも、教える課全体を何回も読んでみることで、どう教えればいいかが見えてくると思います。

初級(途中から)開講

実践講座、初級コースが始まりました。コース途中からの開講なので、先の2回は繰り越しで、 5回目が終わって、次の初級コースの時になります。

本日は3回目の「練習法」の授業。 一度、養成講座のときに「実習」はしているはずなので、どんな練習方法をされるのか期待半分不安半分だったのですが、 それでは定着も使うこともできないだろうなぁ、という練習方法をされていて、フィードバックのしがいがありました。 でも、それもそのはず。伺ったら、養成講座でした実習は、文型の導入(それも一部)がメインで、 後の練習はちゃんとしていない、とのこと。 導入はもちろん大切なのですが、どう練習するか、で勉強したことが使えるか使えないかが決まるので、とても大切なのですが…。

ということで、今日は、今まで自分が教えてきて、どうしたらしっかり使えるようになるか、それも楽しく学びながら、 という練習方法を、経験をまじえてお伝えしていきました。 たくさんのことを言ってしまったので、たぶん一度だけでは頭(と体)に入らないと思いますが、 それはこれから2回の文型「実習」で実際に使いながら覚えていけのでは、と期待しています。

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