留試対策の対策
今回のテーマは日本留学試験対策。
読解と聴読解について演習とフィードバックを行いました。
留学試験の読解は問題数、内容に比べ時間が短いので、
1問1問しっかり読むのではなく、早く読んで内容をつかんだり、 質問に書かれている個所を素早く見つけ、答えていく必要があります。
そのため、いかに早く、的確に情報を見つけ出せるか、が鍵。
今回もまずは受講生それぞれ3問ずつ講師の前で、演習してもらい、
それぞれフィードバックしていきました。
例えば、「筆者がもっとも言いたいこと」についての問題だったら、
みなさん文章の最後の方をまず見て、とそこまではだいたい良いのですが、
その後がどうも無駄なく上手に正答にたどり着かせられない。
なので、問題の特徴を掴み、それぞれの問題の着目点、解説の進め方、
などをフィードバックで教えていきました。
実習後、違った問題で解説のやり方を考えてもらいましたが、
どこに目をやり、進めていくかについて、掴んでもらえたように感じます。
普通の授業の読解や聴解とは教え方が全く違うので、日本語教師として教えていくうえで
絶対役に立つことと思います。