実践講座 文型導入、対策授業
回を追うごとに熱が入ります。
今日は、「日常的な二級文法導入の仕方と、試験対策の教え方の違いについて」でした。
毎日の授業でする文法導入は、かなり慣れてきたようですが、機能語の直前の品詞とその形がとても気になるようです。例文を出してすぐ、接続に行ってしまうなどのミスが出ました。また、一番多く接続する品詞の例文が、たくさん出した例文の一番上に来ていないなどのミスも・・・・。
しかし、例文で説明した大事な部分を別スペースに取り出してまとめる、など板書を有効にする工夫が見られ、うまくなったなと感じました。
対策授業でよくある四択の選択肢で、どうしてこれが正解なのかという説明も、外国人留学生に分かりやすい論理的なものに変化してきたのが、今日はよく分かりました。
また、日本語能力試験文法問題の中の新傾向、並べ替え問題も、呼応関係のもの先に取り出してまとめたり、連体修飾の形をくくって見せるなど、分かりやすい説明になりました。
講座も残り少なくなってきました。受講者の皆さんは、それぞれ自分の課題とするものに向かって頑張っています。