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2007 / 02 の記事
卒業生が来て・・
2年前に卒業して、龍谷大学に進学した学生が、今日、学校を訪問してくれました。大学では全て自己管理しなければいけないので、うちの学校にいたころの学校と先生方とのファミリー的な雰囲気が懐かしいと嬉しいことを言ってくれました。また、「大学に入ってから、大阪文化国際学校時代に一生懸命勉強した日本語や文化の知識が生かされています。」とも・・ 改めて、我が校のメソッドに自信を持たせてもらった嬉しい再会となりました。
爪切り
以前から不思議に思っていることですが、中国の学生はいつも爪切りを持ち歩いている人が多いです。きれい好きの人が多いんですね。私も荷物が多くていろいろ持ち歩きますが、爪切りは持ち歩きません。でも、授業中には使わないでね・・
梅こぶ茶
今日、自動販売機で飲み物を買って戻ってきた学生が、手に持っていたのは「梅こぶ茶」。「珍しいもの飲むね」と話かけると、「普通のジュースではないんですか?」と不思議そうな表情。さて、お口に合うかな?と思って見ていると、一口飲んだ彼女は、何とも言えない顔をして、しばらく絶句・・・。数秒後「先生、これあげます」と私にくれました。
ボウリング大会!
3月9日は、スポーツデーということで、学生全員でボウリングに挑戦することになりました。“スコア”“ストライク”“ガーター”など新しいカタカナ語も覚え、やったことのある学生も、初めてという学生も盛り上がってます。投げ方の指導をする学生もいて、本当に楽しみです。
助け合う学生
3月に卒業するクラスのほとんどの学生の進学先が決まり、楽しいはしゃいだ雰囲気が漂います。
そんな中、まだ少し憂うつそうに黙々と勉強する人たち・・国公立大学の受験組です。能力試験一級合格の知らせに喜んだのも束の間、日本語だけでも大変なのに、毎日毎日残って数学・英語の問題を解いています。直前には、面接の練習もします。
去年11月に関西学院大学に合格した一人の男子学生が、クラスメイトの受験日直前になると私のところへ現れるようになりました。
「先生のお手伝いをしますよ」と言って、来週受験するクラスメイトの面接練習に参加しています。彼は自分の面接のときにかなり絞られた経験を持っているので、助言して役に立ちたいと思っているようです。実際、とてもいい質問をしてくれて助かっています。
そういえば、昨年度は、早くに同志社大学に合格した学生が、自分のネクタイをこれから受験する学生に貸していました。
遠く祖国を離れ、国は違っても同じ留学生。卒業しても助け合ってくれることでしょう。
卒業前の大プロジェクト!
上級クラスでは、卒業前に、2000字のレポート作成をしようということにな り、今日はまず、テーマを決めて、 学校の学生用のコンピュータのインターネットを使って資料を集めることに挑戦しま した。テーマはそれぞれ自由なのでどんなものが出てくるか楽しみにしていましたら・・「宇宙開発の現在と未来について」や「教育問題~日本と韓国の比較」や「外食産業の現状と可能性」「ユニセフが果たす役割」などなど、さすがは上級と思えるものがでてきました。それぞれ合格が決まった大学の学部に関係のあるテーマが多く、大学進学後もがんばれるだろうと安心しました。
卒業までの約3週間で、ワードを使って、仕上げてみようと皆、意気込んでいます。最後までやる気を出させる授業をこころがけている私のほうが、圧倒されるような展開で、卒業までの彼らの取り組みが楽しみです。
大学で何を勉強したらいいの?
私は、学生が学習を始めて少し長い文が書けるようになった頃から、繰り返し将来についての事を作文に書かせたり、話させたりします。「ここを卒業したら、経済学部へ入って、日本で就職して経験を積み、国で会社を作りたいと思います」という意見がとても多いです。
その意見に対して、私は「例えばどんな会社を作りたいの」と聞きます。学生は「私のお母さんは病気でいつも薬を買いますが、どこでも売っている薬じゃないので苦労しています。いつでも欲しいときに買える店を作りたいんです」と言います。「いつでも、どこでも、早く」というなら、経済学部より商学部や流通学科じゃないのかな、とアドバイスすると「どんな大学にどんなことを専門に勉強する学部や学科があるのかな」と大学選びが始まります。第一回目の留学試験までに、自分は何学部へ入ったら一番いいか知っている事は後々、とてもプラスに働きます。
大学合格!
大学合格おめでとうございます。彼女は1年間の勉強で2校の大学に合格しました。学生の声
現在学校で勉強しているバングラデシュの学生の声です。
再会
昨年、本校で勉強して帰国した台湾の学生が、弟を連れて、学校に遊びに来てくれました。1週間大阪や京都、奈良を観光して今日台湾へ帰りました。また会いましょう!
学生の作文
今日の授業で、作文の時間に「例える」という表現のしかたを勉強しました。そこで、韓国の学生が、仲良しの中国のクラスメートを例えた作文です。二人は、国籍年齢を越えてとても仲が良く、授業後も残って一緒に勉強し、大学進学を目指してがんばっています。
成長
中国 温 格泰さんの卒業文をご紹介します.
一人の生活
中国 孟 克巴雅尓さんの卒業文をご紹介します.
夢の学校
ベトナム ルーマン ジャンさんの卒業文をご紹介します.
忘れずにこの時を記憶
タイ シャ ラットさんの卒業文をご紹介します.
留学体験
中国 陳 松さんの卒業文をご紹介します.
私の感動と感謝
台湾 李 資麟さんの卒業文をご紹介します.
鉄腕アトム
今日、聴解の時間に「日本人と漫画」を研究テーマにしている学生の話を聞いていたとき、 私が「中国でも有名な日本の漫画はある?」と質問をしたら、とても絵の上手な学生が、この”アトム”の絵をあっという間にホワイトボードにかいてくれて、クラスメートの拍手喝さいを受けていました。彼のおかげで、 とても、楽しい聴解の時間になりました。バレンタインデー
今日はバレンタインデーでした。教室では“義理チョコ”という日本語を覚えたようです。
宿題
私が教えているクラスでは、「宿題」はないんです。でも、どの学生も家で二時間ぐらい勉強するんです。予習も当然します。だから、授業の展開がとても早く、一人一人の発言回数がとても多いです。最初は、なかなかできませんでした。「学校へ行って、先生に一から教えてもらおう」そう思っていたようです。だから、今日習う課は、今日来て初めてそのページを開けていました。確かに、先生の授業をしっかり聞いていたら分かったような気がします。そして、次へ次へと進んでいきます。
しかし、実は習う前に自分でやってみて間違えてみることが大切なんです。教科書を自分で読んで、例文を見て練習をしてみます。それから授業を受けると、自分が間違えて書いたことが分かります。間違えて、間違えて、覚えていくのです。ですから、授業では、本を読めばすぐ分かる事よりも、学校の授業でしかできないこと、例えば会話の練習とか、暗唱、聞き取りの練習、などをとても多く行います。