≪日本語学校≫大阪文化国際学校OBKG 入学式
入学おめでとう
恭喜入学
Selamat masuk ke OBKG
Chúc mừng nhập học
本日、OBKGの4月生の入学式を行いました。中国、インドネシア、ベトナムから来た新入生。さあ、これから日本語、日本の文化、日本での新しい生活、全てを楽しみながら、勉強しましょう。入学式の後は、みんなでお弁当を食べて、学校近くの桜の宮へお花見へ行きました。
今日から、OBKGがみんなの母校になります。
第2期最終回!
「日本語教師実践講座」12回、今日で第2期も最後です。
今日はまず、要望のあった聴解(初級)と、会話授業の進め方を前でやっていただきました。
聴解は聴かせて解かせて説明して、と簡単なようで、学生が分かるようにどう説明するか、どこで止めるか、など
ポイントがいくつもあります。それを実際にやっていただいた後でフィードバックしました。
やはり授業を重ねないと見えてこない部分もありますが、話し方、動き方、振る舞いなど、何度もしてきているだけあって、十分教師らしくなってきたと思います。
講座の最後は、学生が卒業時にどれくらいのレベルになっているか、また進学について、実際に学生が書いたものを見せながら話をしました。
日本語学校での最終到達点とレベルは、実際にクラスに入って学生を見ながら教えていくうえで、必ず必要になっていくはずです。
修了証明を授与し、「日本語教師実践講座」全12回終了!
これから実力を備えた日本語教師として活躍してほしいと、心から思います。
今日から新学期
今日から新学期が始まりました。
あたたかい気候で、気持ちのいい一日でした。新しい気持ちで、頑張りましょう!!
第10回 実践講座 上級読解
上級読解の模擬授業をしていただきました。同じシリーズの総合教科書を使ったので、
この上級読解も基本は中級読解と同じです。
今回も、「速読」「精読」「図でまとめる」をしていただきました。
「速読」は中級演習の時の注意がよく守られていて、答えを選んだ根拠部分を明らかにすることができていました。また、根拠となる箇所を問題文のキーワードから導けていて、とても上達されていたのがわかりました。
「精読」は、板書を適宜使うなど技術的な向上がありましたが、まだやはり、「前から順番に一文ずつ丁寧に」で、学習者の集中力(現実)と離れてしまいました。ぐんぐん引き込んで理解させるにはどうすればいいか、これが一番厄介なところでしょう。上級読解も筆者の意見が入れられた論説文が多いですが、主観的な表現が使われていない場合は筆者の立場や本音を見つけるのに苦労します。全体の構成や、一方のデメリットだけに触れていることなどを手掛かりとして探す必要もあります。比較的形が決まっている説明文は、読解しやすいんですが、たとえば「上級で学ぶ日本語」の本文などは、起きたことが順番に述べられていないものがあったり、学習者の理解を確認するポイントによく気を付けないと、意外に文意が取れていないことがわかります。
図で理解を整理するのは、わかりやすいものができていました。ただ、例えばエネルギー源ごとにメリットデメリットを整理する場合は上がメリット下がデメリットに揃えたり、時間の経過は過去→現在、因果関係も原因→結果というふうに線と箱だけでなく、→(矢印の向き)に気を付けてほしいと思います。
最後に、「戦後の日本経済、高度経済成長期」に関する三つの文を宿題としてお渡ししました。どれが中級、中上級、上級の読解文か、どうしてそう判断したかなど考えて来ていただくためです。
卒業生が
去年の卒業生が来ました。
2人とも大学院生です。勉強量がとても多くて忙しいとか、奨学金もらったなど。。
また遊びに来てくださいね。
第八回 日本語教師実戦講座 中級読解
中級程度の文章を読解するには、いろんな着目点が必要です。
例えば、速読では「いつ」「何が」「どうした」「原因はいくつある」などの情報 を探したり、精読では俯瞰的な構造を取り出し、付随する情報をそれらに肉付けしていくこと、二項の対立関係や因果関係や時間的流れの順番を明らかにした り・・・また、担当クラスのレベルやその時に鍛えたいものに注目して進めることも重要です。
今回は、課題をできるだけシンプルに条件を少なくして、お考えの通りに①速読 ②精読
③内容を図で確認する の作業をお願いしました。だから、基本的な項目がなされているかのチェックをしました。チェック後の感想は以下の通りです。
①速読では、情報の取り出し方がやや強引になり、正解が出た後の正解の根拠の場所や、どこの言葉や文から推測したかを学生に聞く、など大切なポイントが抜けてしまいました。
② 精読では、緻密に丁寧にされましたが、俯瞰的な視野での流れが置き忘れられ、残念でした。また、「そんなN」とはどんなNですか、や、ある固有名詞を他の 言葉に言い換えているもの説明させるなど、工夫して頂きたいと思いました。また、文中に挟まっている機能語や語意はどのタイミングで?・・・と悩まれたようでし た。
③内容を図で表す確認方法は、教室でよく用いられる読解の技法です。分かりやすく作れたと思います。
読解の授業は憂鬱、と仰る先生は多いです。理由は「学生が寝る」です。
よほどモチベーションが高くないと、淡々ときめ細かく進められたら眠くなるのは地球上とこも同じでしょうね。手前味噌で恐縮ですが、本校の学生は「会話の次に読解、作文が好き」という人が多いです。会話は分かりますが、読解・作文は我々も意外でした。
北野 幸子
大阪文化国際学校 卒業式
卒業式が終わりました。
大阪文化国際学校らしい、笑いあり、笑いあり、少し涙あり、のあたたかい卒業式でした。
ここは、みんなの“母校”です。いつでも、遊びに来てくださいね。
校長
日本語でビジネスコンテスト
2月22日、23日は大阪文化国際学校のビジネスプランコンテスト。
卒業クラス5クラスでそれぞれ4人程度のグループを作り、アイデアやプレゼン力などを競いました。2月の2週目から取り掛かった準備はグループにより熱の入れ方は違いましたが、プランの決定、パワーポイントでのプレゼン資料の作成、発表練習など力を合わせて取り組んでいました。
コンテスト当日、それまで組み立てた自分たちのプランを、みんなの前でスクリーンを使いながらグループ全員で発表していく姿からは、それまでの頑張りがしっかり見て取れました。
さすがに1年半~2年くらいうちで勉強しているだけあって、資料も発表もしっかりできていて感心しましたが、特にプレゼン資料は日本語だけでなく、グラフや絵、構成など知恵を絞って考えていて、すばらしいもの揃いで、がんばっていたグループ全員に賞を上げたい気持ちでした。
これまで学んできたことが発表を通じて見られたし、また、授業ではあまり取り組みの良くない学生が率先してやったり、普段話すのがとても上手な学生が、実は前に立つと全然話せなくなったり、と、ここにきて学生の普段と違う面が色々と見られた2日間でもありました。
悲願の合格
桃山学院大学大学院 経営学研究科に合格しました。彼女は、何度、課題の小論文を書いて訂正を受けたことか。真摯に頑張り、指導のしがいがある学生でした。大学院でも、きっと頑張ってくれると、安心して送り出すことができます。
おかえり
昨年、九州の大学に進学した学生が来校。
大学をやめて、大阪の専門学校で勉強したいと。新しい道で頑張ってね。