日本語学校 学校法人 岡学園 大阪文化国際学校

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中上級 夏の大型演習開始

中上級のクラスで夏休み前から夏休みを挟んで九月まで続く大型演習が始まります。

①今月から授業時間中に各自持ち込んだ文献や小説を読みます。これは希望進学先(大学・大学院、就職など)によって変えています。

②そして、夏休みにその本に関してレポートを日本語wordで(3000文字程度)作り、提出します。フォントサイズや形式は細かく決まっています。

③夏休み明けから、一名ずつ順番に教師と対面式で、レポートに関する10の質問について説明をします。

最初は慣れるために文字数も1000~2000ぐらいにしようかなあ、と思っていましたが、学生から 「 本格的な練習を 」 と言われ3000文字。形式も設定しました。なんだか、例年より学生からの要求が具体的な気がします。
私たち教師には、お盆明けからレポートを読み続ける毎日が来ます。

聴解・聴読解

本日は聴解・聴読解の実践授業です。
正解に導くための解説が目標です。聴解・聴読解で大切なのは、まず「何が問われているか」をしっかり把握することです。CDを途中で何度も止めすぎると話がつながらず、わからなくなります。正解を出すために、どこでCDを止めるかも大切です。「何が問われているか」を確認し、正解を出すためにどこを聞かなければならないのか、どの語彙や文がポイントかなどを教師がしっかり把握し、学生に解説します。また、学生が聞き取れているかを確認するためには学生に言わせる必要がありますが、今回は教師側が答えることが多かったです。これでは学生が聞けているか、理解できているかの判断ができないので、教師は答えを引き出せる質問を考え、学生に答えさせるという工夫が必要です。質問の形式も大切です。聴読解はみなさん、実際にグラフや図を板書し、わかりやすく解説をされていました。私たちは普段意識していませんが、目と耳の両方から情報を取っています。情報を耳だけで聞き取ると難しくなります。違う言語であればなおのことです。そのことを意識し、どのようにすれば学生が聞き取れるようになるのか工夫が必要だと思います。次回の聴解・聴読解の実践授業では、今回の反省点を踏まえ、ポイントを押さえた、簡潔な解説ができるようになっていればと思います。

 

中上級レベル 会話

中上級クラスの会話授業で出た誤文の話です。

場面・・・Aさん(友達)に電話をかけましたが、Aさんのお母さんが「ああ、○○さん。Aは今、出かけているんですよ」と答えました。私(大学生)は、Aさんが家に帰ったら私に電話をかけてほしいと思います。何と言いますか。

ある学生が「Aさんが帰ったら、電話をかけさせていただけませんか」と言ったので訂正しました。

どこが間違っていると思いますか。

正しくは、どう言ったらいいのでしょうか。

                         答えは↓

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口頭説明の演習

先週から、大学院進学クラスの演習が始まりました。

 一人一人、自分の専門に関する用語説明や読んだ本の内容について発表するもので、レジュメ作成から始めました。レジュメは「国境を越えて」の形式を参考にさせました。

 話題は「日銀短観の調査と算出方法」や、「アマゾンと楽天の出品について」、「お盆の起源」、「京都の老舗のブランドイノベーション」・・などと多岐にわたっていて大変面白いです。

 第一回目演習は、①自分の話がどこまで聞き手に伝わるか、②最後まで興味を持って聞いてもらえるかについて各自再認識させるのが目的です。

 聞き役の学生の評価と、話し手の自己評価が、面白いように一致しているので、各自、自分の弱点は分かってきているように思いました。

 

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日本語教師実践講座、新装開講!!

本日、新しくなった日本語教師実践講座が始まりました!
2期までは初級→中級→上級と全12回、約3カ月開講していましたが、
本日開講の講座からは、初~上級の各級のみや、1科目のみ、での受講もできるようになりました。レベルごとに午前・午後に分かれています。

初めの5回は午前が初級・午後が中級で、初級2人・中級3人でのスタートです。

初級の講座は漢字の授業。事前に課題を出していたので、少し話をしてからすぐに演習として教壇に立ってもらい漢字の導入をしてもらいました。
2人ともその漢字の書き順や読み方はしっかりやっていましたが、漢字を教える上でそれ以上に大切なことが含まれておらず、またペンの使い方や話し方などチェックするところも多く、2人でしたが時間はあっという間でした。

中級の講座は「語彙/文法」で、読解の文章から学生が分からないだろう箇所を抜き出して説明してもらいました。説明に説明を重ねていたり、一方通行だったり、と予想どおりの展開で、こちらとしてもやりがいがありました。
しっかり身につけるには経験も必要だとは思いますが、説明するポイントやどの部分が分かりづらいか、少しでもつかんでもらえたら、と思います。

これから講座修了まで、伝えたいことは山ほどあるので、たくさんのことを吸収していってほしいな、と思っています。


アルバイトで

ベトナムの学生が、アルバイトで初めて給料もらったと、先生たちにドーナツを買ってきてくれました。ハイ君、どうもありがとう。

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ネクタイ≪日本語学校≫大阪文化国際学校blog

インドネシアの学生が、就職活動の一環で、インターンシップへ参加したいと。ネクタイを持ってないと言うので、私のをあげました。ネクタイの締め方も教えましたが、1回では覚えるのは、難しいですよね~。

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7月期生入国 ≪日本語学校≫大阪文化国際学校blog

7月の新入生の入国が始まりました。空港から学校寮へ着くまでに、勉強のこと生活のこと、などいろんな質問が。少しずつ慣れていきましょう。

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昨年度卒業のうちのクラスの学生が学校に来ました。 在校当初からクラスメートと交わらない、指示は聞かないなどなど唯我独尊状態…、 でけっこう手を焼いていた学生です。
何度も注意して、何度も話して、少しずつ徐々に態度が変わっていった、
(まだ卒業して間もないながら)とても思い出深い学生でもあります。
印象も良い方にとても変わったと思います。

今回学校来たのは、卒業旅行の写真をもらいにです。彼が卒業旅行に参加したのもビックリでしたが、
「卒業旅行の写真をみんなに配るから」、という来校理由には更にビックリ。
進学したデザインの専門学校でも真面目にしっかり勉強しているそうだし、嬉しい限りです。

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就職した学生が

4月に大阪文化国際学校を卒業し、日本企業に就職した学生が来校しました。会社の中で、外国人は一人ですが、皆に優しくしてもらってるようです。今は、簿記の勉強もしているとのこと。これからも活躍してくださいね。

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